センコーグループホールディングス(東京都江東区潮見2ノ8ノ10)は、弥富市鍋田町に延べ4・5万平方bの物流施設を建設する計画だ。開設は2022年4月を予定。今後の予定は「非公表」としているものの、まだ施工者は決まっていないもよう。投資額は約80億円規模としている。
新築する物流施設は「湾岸弥富PDセンター」。延べ面積は4万4739平方bを計画。同施設には自家消費型太陽光パネルを設置する。建設地は弥富市鍋田町の敷地2万9664平方b。
同社は、21年度までの中期経営5カ年計画「センコー・イノベーション・プラン2021」の中で、岐阜羽島PDセンター(岐阜県羽島市)と湾岸弥富PDセンターの建設を計画。東海エリアでの物流効率化や、モーダルシフトの提供を通じたグリーン物流推進を目的としている。8月27日には、この2物流施設に建設に向け、グリーンボンドを発行することを発表した。
既に岐阜羽島PDセンターは着工済み。規模は鉄骨造4階建て延べ3万0500平方bで、内訳は倉庫が延べ2万6400平方b、バースが2800平方b、事務所が1300平方b。設備関係はトラックバース36台分、貨物エレベーター2基、垂直搬送機4基などを設ける他、自家消費型太陽光パネルを設置する。設計は釣谷建築事務所(金沢市)、施工は東洋建設(東京都千代田区)が担当。21年4月の完成を目指している。
提供:建通新聞社