港区と東急不動産(渋谷区)は、地震などの災害によって東京湾内湾に津波が発生した際の緊急避難先として、東京ポートシティ竹芝オフィスタワーを活用することで合意した。9月14日の開業日に両者で協定を結ぶ。区内初の民間の津波避難ビルとなる。
港区では、生涯学習センターや図書館などの区有施設を「津波避難ビル」として、東京湾内湾に津波警報、大津波警報が発令された場合の緊急避難先に指定している。
今回、東急不動産が提供したのは、東京ポートシティ竹芝オフィスタワーの2階から3階に存在するテラススペース。ビルには避難場所を示すサイン図を配置する。
提供:建通新聞社