岐阜県恵那土木事務所は、濃飛横断自動車道の構造物詳細設計をオリエンタルコンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)に委託した。2021年3月17日までにまとめ、早ければ20年度末に工事を発注する考えだ。
詳細設計の対象は濃飛横断自動車道中津川工区の延長約5000bのうち、千旦林交差点から中央自動車道に接続する部分まで。箱型管渠4カ所や補強土2カ所、重力式擁壁4カ所、一部舗道や市道との取り付け道路の設計も行う。
現在、用地取得を進めており、順調に進めば20年度末に構造物の工事を発注する。
濃飛横断自動車道中津川工区は、中津川市駒場地内を起点に中津川市茄子川地内の中央自動車道までをつなぐ2車線と4車線の地域高規格道路。現在、千旦林交差点から南で用地取得や詳細設計などを先行して進めている。全路線の開通はリニア中央新幹線の開通予定でもある27年度を予定している。
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建通新聞社