国土交通省岐阜国道事務所は、国道156号の岐阜東バイパス(BP)整備で岐阜市岩田西から関市山田までの区間に3カ所(上下線計6本)のトンネルを掘削する。このうち岐阜市側から1カ所目に位置する清水山トンネル(仮称)の詳細設計と、岐阜市と関市の境に位置する山田トンネル(仮称)の構造検討を八千代エンジニヤリング(東京都台東区)に委託した。2021年3月26日の履行期間でまとめる。
岐阜東BPは、岐阜市岩田西3丁目の交差点を起点に関市山田交差点までの延長3・3`区間で、片側2車線となる。
設置する3カ所のトンネルは、上りと下りの計6本を整備する。車線は全て片側2車線でトンネルの幅員は9・6b〜12・2bを想定している。
清水山トンネル(仮称)は、上り線が延長445b、下り線が延長450b。
現状では掘削はナトム工法を予定しているが、今後の地質調査の状況を踏まえて検討を進める。工事の着手時期は未定としている。
山田トンネル(仮称)は、上り線が延長353b、下り線が延長295b。
また残る1カ所(上り線が延長315b、下り線が延長295b)のトンネルの詳細設計委託時期については、21年度になる見通しだ。
道路全体の予備設計は八千代エンジニヤリング(東京都台東区)が担当した。
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建通新聞社