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建通新聞社
2020/09/09

【大阪】大阪府 モノレール詳細設計を八千代らに

 大阪府は、大阪モノレールの延伸事業で、複数区間の詳細設計業務の入札を実施。八千代エンジニヤリング(東京都台東区)などが落札した。いずれも納期は2022年2月28日。同事業では本年度に工事着手し、29年の開業を目指す。
 その2業務は八千代エンジニヤリングが担当する。対象は、門真市桑才新町付近の延長186b。上部工では、2径間連続鋼軌道桁橋2橋などの詳細設計、下部工では鉄筋コンクリート支柱4基、鋼製門型支柱1基の詳細設計を行う。落札額は1億0610万円だった。
 その5業務はセントラルコンサルタント(東京都中央区)が担当する。対象は、東大阪市三島3丁目付近の延長331b。下部工として、鉄筋コンクリート支柱14基などの詳細設計を行う。落札額は3939万円だった。
 その7業務もセントラルコンサルタントが担当する。対象は、東大阪市荒本西4丁目付近の延長276b。下部工として、鉄筋コンクリート支柱17基などの詳細設計を行う。落札額は4714万6000円だった。
 大阪モノレール延伸事業の区間は門真市駅〜近鉄奈良線(東大阪市瓜生堂付近)との接続部の延長約9`。途中、▽地下鉄長堀鶴見緑地線の門真南駅付近▽JR学研都市線の鴻池新田駅付近▽近鉄けいはんな線の荒本駅付近▽東大阪市瓜生堂の近鉄奈良線付近―の4カ所に新駅を設置する予定。瓜生堂には車庫を設ける。駅舎の設計については第3四半期に外注する予定だ。
 
提供:建通新聞社