静岡市は、コロナ禍で事業を凍結していた歴史文化施設を再スタートする。議会案件となる建築、電気、空調、展示の4工事を、11月議会の上程を目指し、9月末から10月上旬に発注公告する。衛生と昇降機はその後に発注する。2023年春の開館を目指す。
構造は、鉄筋コンクリート・鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て(吹き抜け構造)+平屋棟。総延べ床面積は5120平方b。外装はアルミエキスパンドメタルとガラスのカーテンウォールなど。2階から3階の途中に展望ラウンジを設置する。
建設地は葵区追手町4ノ16、旧青葉小学校跡地の4986平方b。
設計はSANAA事務所(東京都港区)が担当した。
新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、第3次総合計画の見直しを進める中で、国庫補助を受けながら設計までの準備を完了し、再スタートの判断となった。
提供:建通新聞社
(2020/9/9)
建通新聞社 静岡支社