九州地方整備局は1日、7月豪雨で被災した河川・道路の災害復旧工事を加速化するため、専属で担当する「八代復興出張所」を八代河川国道事務所に設置した。専従10人を含む約40人体制で、同局道路部の徳田浩一郎地域道路調整官が所長に就任、陣頭指揮を執る。
開所式では、九州地整の村山一弥局長が「全力で業務を遂行するようお願いする」と訓辞し、徳田所長が「早期の復旧・復興を願う地域の期待に応えるため、使命感を持って取り組む」と決意表明。村山局長と八代河川国道事務所の服部洋佑所長が、看板を設置した。
出張所が担当するのは、管理する球磨川本川の堤防等復旧と、知事の要請を受け権限代行で取り組む道路・橋梁等の復旧。道路は、八代〜人吉間・球磨川沿いの両岸約100`(国道219号、人吉水俣線等)、橋梁は球磨川に架かっていた10橋(鎌瀬橋、西瀬橋等)が対象。球磨川と9支川の土砂・流木撤去等も行う。
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