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日刊建設タイムズ社
2020/09/07

【千葉】スマートIC事業着手へ/予備設計委託等に3000万円/道路整備と橋梁維持を繰越/千葉市補正

 千葉市は8日開会の9月定例議会に、一般会計補正予算案第7号を上程する。スマートインターチェンジ(スマートIC)整備事業委託料3000万円、モノレール駅舎衛生環境向上事業委託料680万円を盛り込んだほか、次期基本計画策定について2021年度までを期間とする限度額960万円の債務負担行為を設定。さらに道路整備事業2億6000万円と橋りょう維持事業3億8000万円に繰越明許費を設定している。補正により21億506万7000円を追加し、総額は5837億9764万円となる。
 スマートIC整備事業においては、東京方面への新たなインターチェンジ「(仮称)検見川・真砂スマートIC」の事業着手に向けて予備設計、環境影響調査などを実施する。
 モノレール駅舎衛生環境向上事業では、スポーツセンター駅のトイレ洋式化を計画。千葉都市モノレール鰍ノ委託して工事を実施する。
 次期基本計画策定は、現行の新基本計画が21年度末で期間終了となることに伴い、23年度から10年間の新たな計画の策定を目指し、市民参加の会議の開催支援業務を委託するもの。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて年度内の完了が見込めなくなったことから、現計予算を減額した上で同額の債務負担行為に設定した。21年5月ごろに、市民から提言を受けるとともに、シンポジウムを開催する予定。
 主な歳出等は次の通り。
【土木費】
 ▽スマートIC整備事業委託料=3000万円
 ▽モノレール駅舎衛生環境向上事業委託料=680万円
【消防費】
 ▽庁内ネットワーク環境整備事業費=590万円
【災害復旧費】
 ▽地域コミュニティ施設等再建支援事業補助金=352万円
【繰越明許費】
 ▽道路整備事業=2億6000万円
 ▽橋りょう維持事業=3億8000万円
【債務負担行為】
 ▽次期基本計画策定(21年度)=限度額960万円k_times_comをフォローしましょう
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