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滋賀産業新聞
2020/09/07

【滋賀】大津市 西武大津店跡地の分譲マンション建設

 8月末に閉店した「西武大津店」の跡地で予定されている分譲マンションの現段階での事業概要が明らかになった。
 それによると、事業名は「仮称・におの浜計画」。事業主は樺キ谷工不動産(東京都港区)、関電不動産開発梶i大阪市北区)、住友不動産梶i東京都新宿区)、アートプランニング梶i大阪市中央区)―以上4社。解体・施工を樺キ谷工コーポレーション(東京都港区)が担当する。
 大津市におの浜2丁目の現地では現在、閉店後作業に入っており、今月30日から本格的な解体工事に着手する。工期は約18ヵ月・22年3月末まで。そして、解体後直ちに店舗棟部分であった敷地に700戸の分譲マンションの建設に入る。工期は約26ヵ月間で、この部分を24年5月ごろに完成させ、入居をスタート。そして同じく24年5月ごろから工期約25ヵ月間で立体駐車場棟であった部分に400戸の分譲マンションを整備、26年6月ごろ完成させるスケジュールだ。
 「西武大津店」については、同店を所有していた鰍サごう・西武(東京都千代田区二番町5―25)が業績の落ち込みとその改善が困難と判断。建物・跡地を長谷工コーポに売却、その後、鰍サごう・西武が今年8月の閉店を発表、長谷工コーポではマンション建設に向けた具体化準備を進めていた。
 西武大津店(大津市におの浜2―3―1)は、1976年6月の開店。敷地面積は1万2932・59平方b。別途、立体駐車場があることから敷地の総面積は約1万8000平方b。建物はSRC造一部S造8階建地下1階、延4万9480・3平方b。

提供:滋賀産業新聞