丸亀市は、新浄化センター整備に向け、汚泥処理施設の電気設備と機械設備、浄化センター建設工事その4、同建設工事その5の4件について日本下水道事業団と2020年度内の委託契約締結を目指す。委託契約締結は21年3月ごろを見込んでいる。工事は同事業団が21年度に発注する予定だ。
丸亀市浄化センター建設工事その3は20年度に日本下水道事業団が発注し、戸田・横田JVが落札した。規模は汚泥処理棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ3318平方b、汚泥ポンプ棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上1階建て延べ278平方b。
汚泥処理施設の電気設備は自家発電設備や汚泥処理電気設備など。機械設備は濃縮、脱水設備、消化タンク、ガスタンク設置など。
浄化センター建設工事その4では、ポンプ棟や分水槽建設、流入渠敷設などを実施する。規模はポンプ棟が鉄筋コンクリート造地下1階地上1階建て延べ711平方b、分水槽が鉄筋コンクリート造で横15・2b、縦12・6b、地下3・3b、地上5・5b。流入渠がポンプ棟に流入するヒューム管口径1200_延長50bと、分水槽に流入するダクタイル鋳鉄管口径800_延長120b。
浄化センター建設工事その5は管理棟の建設で、規模は鉄筋コンクリート造平屋822平方b。
新浄化センターは処理方式が標準活性汚泥法、水量・能力は全体計画水量1日当たり2万6200立方b。場所は昭和町。22年度末までの供用開始を目指す。
提供:建通新聞社