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北陸工業新聞社
2020/09/03

【富山】建設産業の総力結集/石井知事を激励する会開く/建設業協会ら3団体

 富山県建設業協会(竹内茂会長)、富山県測量設計業協会(市森友明会長)、斜面防災対策技術協会富山支部(田中洋一郎支部長)は2日、富山市のホテルグランテラス富山で、「石井隆一富山県知事を激励する会」を開いた。主催3団体と建設関係団体から約100名が参加した。
 冒頭、主催者を代表して、県建設業協会の竹内会長があいさつし、「石井知事は、4期16年間にわたり県政のかじ取り役を担い、基本政策の活力、未来、安心と重要政策の人づくりに誠心誠意取り組んでこられた。400億円の財政構造赤字を解消し、北陸新幹線整備の県財政負担額を600億円超も軽減するなど、県財政健全化への功績は大きい」と述べ、「日本一の安全、安心な県づくりを目指し、防災・減災対策の強化、社会基盤整備の推進と建設産業の振興、発展に理解と尽力を賜り、公共事業予算は、今年度の県予算でも大幅な伸びとなった昨年度並みの額を確保していただいた」と話した。
 さらに、「防災・減災、国土強靱化の3カ年緊急対策について、継続や対象事業の拡大を政府に強く要望するなど、われわれの要望にスピード感をもって対応いただいた」と語り、「今回は50年ぶりの保守分裂となる厳しい選挙。公共事業予算の確保や働き方改革など、建設産業の発展につながる施策を推進するには、何としても勝利が必要。一人でも多く支援の輪を広げてほしい。建設産業の総力を結集し、最後まで一緒に頑張りましょう」と訴えた。
 応援弁士として、自民党富山県連会長の宮腰光寛衆議院議員、自民党富山県連総務会長の宮本光明県議が、それぞれ激励の言葉を述べた。
 石井知事は「今度の選挙はかつてない厳しいもの。何としても勝ち抜き、富山県をもっともっと元気にし、県民がより幸せな充実した人生を送ってもらえるよう全身全霊で取り組む」との決意を述べた上で、5期目に向け「新型コロナに打ち勝つ政策をしっかり進める。東京一極集中の是正へ、県内の光ファイバー網を100%とするため、県が全面的に支援。サテライトオフィスの誘致に取り組み、産業や中山間地の活性化を図る。北陸新幹線の大阪延伸に向け、もう1期(知事を)やらせていただき、財源問題に決着を付けたい」との考えを表明した。
 足立敏之参議院議員があいさつを述べた後、必勝を誓い、村尾英彦斜面協会富山支部理事の主唱による「ガンバロー」三唱で気勢を上げた。県測協の市森会長のあいさつで閉会した。

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