あわら市は、吉崎地区において道の駅「蓮如の里あわら(仮称)」の整備を計画している。このほど、庁内でまとめた整備構想案を公表した。また、9月補正予算案には道の駅整備基本計画策定支援業務委託料として460万円を計上。同業務については、10月中に指名競争入札を行いたい考えだ。
構想案によると、計画地は吉崎御坊の県営駐車場や都市公園である「吉崎汀公園」、民間施設の「吉崎観光センター」などの既存施設のエリアと、隣接する「吉崎御坊蓮如上人記念館」のエリアを機能強化施設とし、両エリアを道の駅として機能的一体的に整備する。
道の駅の施設については、吉崎観光センターの敷地約1500平方メートルで整備する方針。機能は休憩スペース・トイレ、情報発信施設、特産品等販売施設、飲食施設、観光案内施設、レンタサイクルなどを計画。建屋については、既存のセンターを改修するか、新たに整備するかを、基本計画を策定する中で、検討するとしている。
今後は年度内に基本計画を策定し、21年度に基本・実施設計を進める。22年度に工事を行い、23年4月中旬のオープンを目指す。