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建通新聞社
2020/09/02

【大阪】看護学部学舎基本設計は昭和設計が落札

 公立大学法人大阪は、(仮称)「看護学部学舎建設事業基本設計」の一般競争入札を実施。昭和設計(大阪市北区)が5940万円で落札した。納期は2021年3月31日。基本設計完了後、同社と随意契約を結び実施設計も委託する予定だ。また、同事業では、施工者が設計段階から参画し、技術協力を行うECI方式を採用するため、21年度にも施工者を選定する方針。工事の発注方式などは今後検討するとしている。
 計画では、羽曳野キャンパス看護学部(リハビリテーション学類を除く)と阿倍野キャンパス医学部看護学科を統合し、新大学の新たな看護学部学舎棟を阿倍野キャンパス内に建設する。新築規模は延べ約1万7600平方b。鉄骨造を想定しているが、詳細な構造や階数については基本設計段階で検討する。この他、阿倍野キャンパス内に既存する医学部看護学科の学舎も改修して引き続き使用する。今回の設計業務には同改修工事の設計も含まれている。早ければ22年度に工事着手し、24年度末の完成を目指す。
 建設地は大阪市阿倍野区旭町1ノ4ノ3。敷地面積は2万9854平方b。
 同法人では、新大学のメインキャンパスを森之宮エリアに整備する計画で、民活導入の可能性調査や不動産鑑定を進めている。
 メインキャンパスの規模は延べ約9万6000平方b、事業費は約1000億円を想定しており、25年度の開設を目指している。

提供:建通新聞社