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建通新聞社四国
2020/09/01

【高知】四国地整 行川本川堰堤技術協力でプロ手続開始

 国土交通省四国地方整備局は8月26日、「行川本川堰堤工事」の技術協力業務に関する簡易公募型プロポーザル手続きを開始する。同局管内の河川工事で初めて技術提案・交渉方式(ECI)を採用、設計段階から施工者が関与する。今回の手続で優先交渉権者を選定し、技術協力業務を締結。別契約の設計に提案内容を反映させながら価格などの交渉を行った上で改めて施工契約を結ぶ。砂防堰堤工事の施工実績を持つ一般土木「B等級」の事業者で、「土木関係建設コンサルタント業務」の認定を受けていることを参加資格とし、10月12日まで参加申請を受け付ける。
 行川本川堰堤(高知県本山町上関地先)は、2018年7月の豪雨で発生した土石流などの不安定土砂の移動による2次災害を防ぐため緊急的に実施する砂防工事。高さ14・5b、幅62b(容量約3000立方b)の鋼製スリット構造の砂防堰堤を整備する。今回の技術協力業務の履行期間は21年3月31日。本体工事の工期は24年1月31日を予定している。工事発注規模は3億円以上6億9000万円未満。
提供:建通新聞社