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建通新聞社四国
2020/08/31

【香川】国・県が香川県内の新たな交通対策

 国土交通省四国地方整備局や香川県、高松市、西日本高速道路四国支社などで構成する香川県渋滞対策協議会は、高松市内を中心に発生している渋滞対策として、国道11号片田交差点や高松長尾大内線宮の原交差点、檀紙鶴市線檀紙交差点など7カ所で、隅切りの縮小や停止線の前出し、右折レーンの延伸といった新たな取り組みを打ち出した。今後、各路線の管理者が事業内容を詰め、順次、対策を実施する。
 最新の交通データによる渋滞発生状況やこれまでの対策などを踏まえ、新たに渋滞対策を実施するのは、高松市中心部の▽国道11号片田交差点▽国道11号峰山口交差点▽国道11号上天神町交差点▽高松長尾大内線宮の原交差点▽檀紙鶴市線檀紙交差点▽三木国分寺線新籠池交差点―の6カ所と、中讃地区の丸亀詫間豊浜線塩屋内浜交差点―の計7カ所。
 片田交差点では、国道の電線共同溝整備に合わせ東・西行きの停止線を前出しして隅切りを縮小する。峰山口交差点については、全流入部の交通容量が不足しているため、全方向の停止線を前出しする。本年度中に対策を実施する。
 上天神町交差点でも交通容量が足りないため、国道11号と193号の停止線を前出しする。本年度に対策を行う。既に停止線の前出しを完了している宮の原交差点では、高松長尾大内線北行きの右折レーンを延伸する。2021年度に対策を完了させる。
 檀紙交差点は南行きの交通需要が不均衡なため、右折レーンを延伸するとともに右折2車線を1車線に変更する。本年度に対策を完了させる。
 新籠池交差点については、南・北行きに右折レーンを設置するとともに、西・東行きの右折レーンを延伸する。23年度の事業完了を目指す。塩屋内浜交差点は北行きに右折レーンがないため増設する。21年度に対策を完了させる。
提供:建通新聞社