国土交通省大阪国道事務所は、国道26号の6橋で耐震補強などの工事を予定している。対象は泉佐野高架橋(泉佐野市)、古川橋(堺市堺区)、石津川橋(堺市堺区〜西区)、槇尾川橋上り(泉大津市)、同下り(同)、大和川大橋(大阪市住之江区〜堺市堺区)。設計をいであ(大阪市住之江区)に委託、2021年3月19日までの納期で進める。
対象橋梁のうち、大和川大橋で桁の腐食、支承の損傷に対する補修を行い、この他5橋は耐震補強として支承補強を実施する。
工事の発注時期は決まっておらず、21年度以降となる。
泉佐野高架橋は橋長557・8b、幅員は17・3b。上部工は連結PCプレテンT桁橋、単純合成鋼合成鈑桁橋、単純PCプレテン床版橋など。床版はコンクリート。下部工は逆T式橋台とT型鉄筋コンクリート橋脚柱角型。基礎は場所打ち杭(深礎含む)と既製PC杭。工事場所は泉佐野市上瓦屋〜中庄。
古川橋は橋長24・1b、幅員は28・3b。上部工は単純合成鋼非合成版桁橋。床版はコンクリート。下部工は重力式橋台と壁式鉄筋コンクリート橋脚。基礎は木杭。工事場所は堺市堺区神南辺町2丁〜戎島町4丁。
石津川橋は橋長47・25b、幅員17・6b。上部工は単純鋼合成鈑桁橋。床版はコンクリート。下部工は逆T式橋台と壁式鉄筋コンクリート橋脚。基礎は場所打ち杭(深礎含む)。工事場所は堺市堺区石津町〜西区浜寺船尾町。
槇尾川橋上りは橋長90b、幅員17b、下りは橋長90b、幅員15・8b。上部工は単純鋼合成鈑桁橋。床版はコンクリート。下部工は逆T式橋台、T型鉄筋コンクリート橋脚柱小判型。基礎は既製PC杭。工事場所は泉大津市板原。
大和川大橋は橋長204・5b、幅員20・8b。上部工はゲルバー鋼合成鈑桁橋。床版はコンクリート。下部工は控え壁式橋台と壁式鉄筋コンクリート橋脚。基礎はオープンケーソン。工事場所は大阪市住之江区西住之江4丁目〜堺市堺区南島町。
提供:建通新聞社