ネクスコ東日本新潟支社の水口和之支社長が26日、同支社で就任記者会見を開いた。
水口氏は、北海道函館市出身の58歳。1985年に北海道大学工学部卒業後、同年4月に日本道路公団入社。関東支社技術部長や本社建設・技術本部技術・環境部長などを経て、6月25日付で新潟支社長に就任した。
水口支社長は「高速道路は地域の経済や地域住民の生活を支え、さらには観光や文化交流を通じて地域の発展をサポートすることも重要な機能。高速道路の持つポテンシャルを引き上げつつ、新潟県の発展につながるよう尽力したい」と就任の抱負を述べた。
磐越自動車道で三川ICから安田IC間(約5・1キロ)と西会津ICから津川IC間(約8・8キロ)が4車線化の候補に選定されたことに関し「地元のご期待もあるので我々としても安全の体制で進めたい」と述べた。高速道路リニューアルプロジェクトなどの進捗に向けては「お客様への影響を最小限に、安全安心と快適便利を常に考えたい」と意気込みを語った。
また、新型コロナウイルス感染症による工事等の影響は、4月から5月にかけて現場の状況に応じて一時中止があったが、現在は復旧、再開しているとした。アフターコロナに向けて「Webカメラを使った遠隔立会などを取り入れたい」との考えを示した。