日本工業経済新聞社(群馬)
2020/08/27
【群馬】千代田町は総合保健福祉センター整備で工事を早期に発注へ
千代田町は総合保健福祉センター整備事業として計画している総合福祉センター(赤岩2119−5)の増築改修工事について、最短10月の工事発注を計画している。改修と増築を一括しての発注を予定しており、JV編成も視野に入れる。入札方法については、現在検討を進めている。当初予算には工事費3億5000万円を計上。議会案件となることから契約議案を12月定例会もしくは臨時議会に諮る考え。
同事業は総合福祉センターへ保健センター(赤岩1705−1)を統合するため計画。増築部分は保健センターの機能が中心となり、面積や構造はアークプランニング(太田市)が進めている設計で詰めている。合わせて既存施設の改修も予定。施設を長寿命化するため、雨漏り箇所の修繕やエレベーターの改修、保健センターとの統合に向けた部屋割りの変更なども行う。
総合福祉センターはS造2階建て、延べ床面積2259・973u。1996年に竣工した。内部は老人福祉センターと児童センター、地域活動支援センターが併設されている。施設の統合後は、保険・医療・福祉の新たな連携拠点として活用する。
統合する保健センターは85年に完成。施設規模はRC造平屋、床面積756u。内部には同町の健康こども課などが入っている。