和泉市は、「施設一体型小中一貫校・槇尾学園」の設計および監修業務に係る公募型プロポーザルを実施し、優先交渉権者に石本建築事務所大阪オフィス(大阪市中央区)を選定した。委託期間は2021年2月末まで。25年4月に開校を予定している同校(小中一貫校)の基本計画と基本設計の策定業務を進める。
新校は槇尾中(仏並町198)、横山小(北田中町183)、南横山小(父鬼町1506)を統合するもの。延べ床面積は約9000平方b程度で、1学年当たり2教室を設ける。児童・生徒450人を受け入れる施設とする。
建設地は槇尾中の敷地約1万7800平方bと5000平方b程度の隣接地を想定。20年度は隣接地の用地買収にも着手する。
今後、基本計画・基本設計(20〜21年度)、デザインビルド選定・発注(21年度)、事業者選定および実施設計監修(22年度)などを委託する。学校の規模などの詳細は実施設計で決める。
プロポーザルには、石本建築事務所に加えて内藤建築事務所大阪事務所、共同設計、シーラカンスアンドアソシエイツ、藤田建築設計事務所の5社が参加した。
提供:建通新聞社