福井県農業協同組合(JA福井県)は24日、福井市藤島町で計画する種子センター新築工事2件を開札の結果、建築を西田建設に、種子消毒設備をヰセキ北陸にそれぞれ落札した。
計画によると、老朽化した2カ所の施設を1カ所に集約するもので、建屋の規模はS造2階建て延べ約1630平方メートル。能力は年間処理量で270トンクラスが見込まれる。施工地は福井市藤島町49―4。
工期としては、21年春頃の工事完成が予定されている。
設計は、福井県経済連建築設計事務所(福井市)が担当。
なお、今回の種子センター新築工事のうち、種子消毒設備の整備にあたっては、令和2年度福井米生産体制整備事業(強い農業・担い手づくり総合支援交付金)費補助金を活用している。