岐阜市は、岐阜競輪場の段階的な改修を計画しており、改修基本計画策定を9月末までに指名競争入札で委託する予定だ。
20年度内に基本計画をまとめ、順調にいけば21年度に実施設計、22年度以降にから段階的に着工する。
岐阜競輪場は、売上高の減少に加え、施設自体も老朽化が進んでいることから、売り上げ向上のための方策と、施設整備を含めた事業運営の指針となる基本計画を2018年度に三菱UFJリサーチ&コンサルティング(名古屋市東区)に委託して策定した。施設の現状、収益向上に向けた課題の抽出などを行い、今後の方向性、10年間の収益シミュレーションなどをまとめた。
今回委託する基本計画では18年度に策定した事業運営に関する基本計画を受けて施設改修の基本計画をまとめる。改修は主に4棟あるスタンドの1棟を改修し、1棟を取り壊す予定で段階的に工事を進める。
競輪場は6万1932平方bの敷地に51棟の施設があり、主に鉄骨鉄筋コンクリート造で合計延べ床面積は2万9122平方bとなっている。
所在地は東栄町5ノ16。
提供:
建通新聞社