トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

新建新聞社
2020/08/25

【長野】松川町全協 「旧・青年の家」の建物調査費を予算化へ

整備工事は22年度を予定
名子原体育館の照明はリース契約に
 下伊那郡松川町は、議会全員協議会を8月24日に開いた。「旧松川青年の家」あと利用計画、名子原体育館の照明LED化等を協議したほか、専決処分した一般会計補正予算(第6回)の概要を報告した。
 旧松川青年の家は、建物の寿命調査180万円、アスベスト事前調査委託500万円を補正予算で計上予定。建物を解体するか、改修するかの判断材料とする。
 あと利用計画については、検討会議の委員報酬と会議支援業務を補正対応する方針。20年度は基本コンセプトを検討、21年度に第1期整備計画(県補助事業)の決定と第2期整備計画の検討を行う。同計画に基づく工事は、22年度より着手する見通し。
 名子原体育館の照明LED化は、リース契約へと方針変更する。当初予算では工事費で計上していたが、リースと設置工事を比較した結果、リースのほうが安価で更新できる見込み。リース費用は年間で67万2000円。5年リースで以降は無償譲渡となる。
 同体育館にあわせて、今後予定していた「福与体育館」の照明LED化もリースで設置する。費用は年間で70万8000円。5年以降は無償譲渡。
 9月補正予算案では、名子原体育館の工事費650万円を減額し、両体育館のリース契約(5ヶ月分)に係る費用を計上する。
 第6回補正予算は、歳入歳出それぞれに7763万円を追加した。建設関連の歳出は、7月豪雨による道路橋梁災害復旧事業3250万円、同林業施設災害復旧事業338万円、指定避難所施設改修55万−など。

提供:新建新聞社