座間市は保育園整備計画の改定案をまとめ、公立保育園民営化の事業者募集スケジュールなどを示した。計画期間は2020〜24年度の5カ年。
今年2月に策定された公共施設再整備計画との整合を図り、現状を踏まえた形で見直し、改定する。
公立保育園9園のうち、ちぐさ・緑ケ丘・東原・ひばりが丘保育園の4園は民営化により建て替える。相武台・小松原保育園の2園は適切な維持管理で長寿命化を図り、栗原保育園は現所在地周辺の市有地への移転、相模が丘東保育園と相模が丘西保育園は統合を検討する。
公立保育園民営化は、市が事業用地(市有地)を事業者に貸し付け、事業者が施設を整備・運営する。計画期間内のスケジュールは、緑ケ丘保育園が21年度に事業者選定、22年度に引き継ぎ保育と新園舎建設、23年度に民営化。ちぐさ保育園が22年度に事業者選定、23年度に引き継ぎ保育と新園舎建設、24年度に民営化。東原保育園が20年度に耐震診断、24年度に事業者選定。
私立保育園 (地域型保育施設含む)の整備方針は、計画期間内の新設は予定していないが、待機児童の状況を考慮し、適宜検討する。また、補助制度の情報を速やかに提供することで、適切な時期での施設補修、改修を促進する。
民営化し、建て替える園舎は次の通り。(@建物規模A定員B築年度)
▽緑ケ丘保育園(緑ケ丘6ノ3ノ16)―@鉄骨造平屋334平方bA60人B1968年度
▽ちぐさ保育園(四ツ谷835)―@鉄骨造平屋479平方bA60人B66年度
▽東原保育園(東原4ノ12ノ18)―@鉄骨造平屋486平方bA80人B69年度
▽ひばりが丘保育園(ひばりが丘2ノ58ノ1)―@鉄骨造平屋454平方bA70人B73年度
提供:建通新聞社