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　曽於市の本庁舎増築事業は、基本・実施設計にかかる事業者を指名型プロポーザルで選定する方針で、指名通知した県内11者に向けた説明会を開催した。提案書の提出は９月23日まで受け付け、10月14日の審査会を経て３〜４者程度に絞り、10月下旬にヒアリングを行う予定。11月中旬にも最優秀者を選定する見通しだ。本体工は、２０２１年７月ごろの入札を見込んでいる。
　増築する建物は、Ｓ造またはＲＣ造の２階建約２３００�uを想定。計画では、基本・実施設計の業者選定後は21年６月ごろをめどに業務を推進する。
　現庁舎の規模は、ＲＣ造３階建４７９０・77�u。都市公園がある庁舎南側に増築を予定し、８月末の期限で九大地質コンサルタントが地質調査を進めている。
　順調に進めば、21年７月ごろにも本体工にかかる入札に行い、９月議会での契約議案承認を経て着工する予定。設備分離にするかを含めた発注方式等は設計の中で詳細を詰め、22年６〜７月の完成、９月の供用開始を目指す。
　事業は大隅・財部の２支所に分散している教育委員会、農業委員会、福祉事務所の統合に向けた事業。職員等の増加に対応するため駐車場も整備する方針で、栄楽公園駐車場（５４０２�u）と庁舎西側駐車場（３０４７�u）で造成測量設計を進めている。

　基本・実施設計のプロポ指名業者は次の通り。
　アーキ・プラン　衛藤中山設計　三反田設計　下舞設計　武田建築事務所　田代設計工房　東条設計　堂園設計　永園設計　畠中設計　三島建築設計事務所