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高崎市は高浜クリーンセンターの建て替えについて新施設の整備概要を示した。新施設はＲＣ造一部ＳＲＣ造およびＳ造地下１階地上５階建てとし、床面積は約３万�uとなる。入札時期や方法は年度内とする発注に向け内部で検討中。造成工事や進入路整備工事については年内の発注が見込まれる。土木建築設計は大建設計（東京都品川区）が月末までの完成を目指し進めている。建築工事などは総額約２１７億円で進める。
新施設は、高浜町２５２−１ほかの敷地約３・３５haに建設する。可燃ごみ処理施設と不燃・粗大ごみ処理施設、リサイクルセンター、管理棟が一体となったメインの施設はＲＣ造一部ＳＲＣ造およびＳ造、地下１階地上５階建て、高さ約36ｍ、煙突は地上１００ｍの規模。管理棟の下にはゴミを搬入した車両が乗る計量室を設ける。敷地内には外便所や車庫棟なども建築する。建築物の総延べ床面積は約３万�u。
車庫棟は、普通自動車３台分を収容するシャッター付きとなる見通し。このほか駐車場工事や外構工事などを実施する。
見学者・来場者用駐車場は大型バス用４台をはじめ普通自動車用30台以上、車いす使用者用１台以上を設ける予定。職員用駐車場は、普通自動車用として80台以上収容可能なスペースを確保する計画としている。また、市関係者用、メンテナンス工事用の駐車場も適切な場所に必要となる台数分設ける方針。２０２３年度の工事完了を目指す。
建築などの工事費総額は２１７億３７２６万５０００円。当初予算に28億５７５７万６０００円。23年度までの債務負担行為で限度額１８８億７９６８万９０００円を設定した。
造成工事は東側の三角形の敷地を対象に整地や排水路用ボックスカルバートの埋設などを計画。進入路は高浜発電所と解体した高浜長寿センターに挟まれた位置に整備する。造成面積や進入路の延長・幅員は明らかにしていない。造成工事は当初予算に８０２０万８０００円、21年度の債務負担行為で１億２０３１万１０００円の限度額を設定。造成は総額２億51万９０００円で進める。
プラント設備については日立造船（大阪府大阪市）が担当。実施設計監理・施工監理はパシフィックコンサルタンツ（東京都千代田区）が23年３月10日までの期間で行う。