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　国土交通省土佐国道事務所と高知県、東洋町、北川村は２０２０年度に新規事業化した阿南安芸自動車道「野根安倉道路」について、事業化後初めての説明会を８月25日と27日に開く。両会場とも事業計画を説明し、測量などに伴う立ち入りへの協力を依頼。その後、基準点の設置、中心杭の打設、縦断・横断測量、地形図作成などの測量や地質調査に取り掛かり、現地の地形状況を反映して設計案を作成する。
　野根安倉道路は、東洋町野根から北川村安倉までの延長８・５�`で、四国８の字ネットワークの一部を構成する。道路構造は第３種第２級の２車線の一般道路で、標準幅員は９・５�b、設計速度は60�`となる。区間内には延長５�`程度の長大トンネルの建設を予定しているが、ぜい弱な地質で高度な技術が必要となるため、国による直轄代行により事業を進める。
提供：建通新聞社