全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　　吹田市は、庁舎の熱源機器などの高効率化を図るため設備などの省エネルギー化に向けて、「吹田市役所本庁舎ＥＳＣＯ事業」の公募型プロポーザルを公告した。２０２２年４月１日からＥＳＣＯサービスを始めたい考えで、参加表明書と資格確認書類を９月11日まで受け付ける。
　対象は市役所本庁舎（低層棟・中層棟・高層棟など）で、事業者には施設全体で省エネルギー率10％以上と、高いＣＯ２削減率を実現させるサービスの提供を求める。
　事業期間は32年３月31日までの10年間。経費の上限額は３億９５７２万７０００円（税込み）。
　応募条件は単独企業かグループ企業体で、過去にＥＳＣＯ事業の実績があること。また拠点が近畿２府４県内にあること（グループの場合は代表企業）などを求める。
　参加表明書を受け付けた後、９月17日に応募者資格確認と提案要請書を通知し、10月７日までに２回に分けて現場ウオークスルー調査を実施。11月16〜18日に提案書を受け付ける。
　12月中旬にプレゼンテーション・提案審査を行い、同月下旬に最優秀提案者を選定、基本協定を締結する。補助金申請手続きを経て、21年９月にＥＳＣＯ契約を締結する。
　設計・工事期間は契約締結日から22年３月31日まで。
　環境部環境政策室で関係書類を受け付ける。
　本庁舎の規模は、低層棟が鉄筋コンクリート造地下１階地上３階建て延べ６９５６平方�b。中層棟が鉄骨鉄筋コンクリート造地下１階地上５階建て延べ８８４３平方�b。高層棟が鉄骨鉄筋コンクリート造地下１階地上９階建て延べ８１２２平方�b。この他、車庫倉庫棟、仮設事務所、渡り廊下などがある。
　所在地は泉町１ノ３ノ40。

提供：建通新聞社