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滋賀産業新聞
2020/08/19

【滋賀】県長浜土木 「ビワイチ」ルートの環境整備

 滋賀県長浜土木事務所は、琵琶湖を自転車で周遊する「ビワイチ」の国「ナショナルサイクルルート」選定を受け、「大津能登川長浜線」他ルートの自転車走行環境整備に向け自転車歩行者道詳細設計を委託する(24日開札)。冬季施工のため6月補正で21年度(令和3年度)までの債務負担行為を設定済みで、順調にいけば21年度(令和3年度)中にも優先度の高い工区から発注・契約していきたい考えだ。
 大津能登川長浜線については、6月の債務負担で全6工区分一括で限度額49億2200万円(20〜21年度[令和2〜3年度])を設定。ほぼ「ビワイチ」に含まれる米原・長浜工区では、独自の路面表示や、自転車歩行者専用道路、自転車通行帯の整備を計画し、サイクリストの通行が少ない冬季からの工事着工を目指す。
 「ナショナルサイクルルート」は、日本を代表する魅力的・安全なサイクルルートを国内外へPRするため国土交通省自転車活用推進本部が19年(令和元年)創設。第1号に琵琶湖一周200qをサイクリングする滋賀県の「ビワイチ」が選ばれた。

 米原市と長浜市の管内における施工予定地は次の3区間。

▽区間1=大津能登川長浜線、延長0・75q(旧道合流交差点〜入江湖橋南詰)
▽区間2=同、延長0・6q(港町交差点〜公園町交差点)
▽区間3=湖北長浜線、延長1・65q(湖北野鳥センター前交差点〜県道延勝寺速水線)

提供:滋賀産業新聞