ブラザー工業(名古屋市瑞穂区苗代町15ノ1)は、名古屋市南区の星崎工場内に計画していた新工場棟の建設について、8月7日に地鎮祭を執り行い着工した。設計・施工はブラザー不動産(名古屋市瑞穂区)が担当。2023年1月の完成に向け、工事を進める。総事業費は100億円。
規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1万2700平方b。プリントヘッドの生産施設などとして活用する。
新棟の建設は、事業継続計画の一環。星崎工場は複数棟で構成し、全棟の耐震化が完了しているもののの、同社は「南海トラフなどの大地震に備え、設備を守る必要があったため建設を決めた」と回答している。
同工場の所在地は名古屋市南区浜田町5ノ1。工場敷地中央付近の空き地部分と、その周辺の工場棟を解体した敷地を利用して建設する。
提供:建通新聞社