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　利賀ダム工事用道路・一般国道４７１号利賀バイパストンネル着工式は７日、砺波市のＴＯＮＡＭＩ翔凛館で開かれ、約６０人が、ダム本体工事に向けてさらに弾みがつくと期待を寄せた。北陸地方整備局利賀ダム工事事務所と富山県が主催。
　着工式では岡村次郎局長が「皆さまの生活基盤を守る礎として利賀ダム建設事業を進める。河川事業を通じて災害に強い地域づくりを推進したい」と式辞を述べ、石井隆一知事が「トンネルの着工により、利賀バイパスの全線開通がいよいよ現実のものとなり、ダム建設への期待が高まる」とあいさつ。利賀ダム建設促進期成同盟会長の綿貫民輔元衆院議長らが祝辞を述べた。田中幹夫南砺市長が地元代表であいさつし、田村利晶事務所長が工事報告。南砺市利賀小学校の児童の「みんなのために工事頑張って」などと発表するビデオメッセージが披露された。最後に鍬入れを行い、工事の安全を祈った。
　工事用道路のうち、延長４９６０メートルとなる１＋２工区トンネル（南砺市利賀村長崎―押場）の工事が始まる。今回の着工区間は延長１２００メートルで安藤ハザマが施工する。