県土整備部発注の「2019年度優良業務」17件が6日、決定した。併せて同部は、優秀な成績を収めた業務に携わった若手優良技術者3人を選定(=一覧表参照)。9月16日、県庁で開く表彰式典で部長表彰する。
優良業務表彰は今年で6回目。19年度に完成した設計金額500万円以上の業務344件の中から成績点92点以上で、▽難易度▽新技術・新工法の積極的な提案▽地元住民との調整に貢献―といった選定基準をもとに、特に優れた成果品を厳選した。
表彰各部門は土木関係建設コン10件、測量・地質・補償関係コン(測量等)6件、県外コン1件。うち荒谷建設コンサルタントと西谷技術コンサルタント、シンワ技研コンサルタント、サンイン技術コンサルタントの4者が土木コンと測量等の両部門1件ずつダブル受賞を果たし、実質的な受賞者数は13者。
また、昨年度から創設した若手優良技術者表彰では、40歳未満の技術者が担当し優良業務に劣らない成果を収めた業務3件を抽出。ウエスコが請け負った2件と西谷技術コンの1件にそれぞれ従事した若手技術者を表彰する。この結果、西谷技術コンは中部海岸深浅測量業務委託(測量)で優良業務と若手表彰の同時受賞となった。
来16日、県庁講堂で開催される表彰式には、各部門の受賞コンサルタント、若手優良技術者らが出席。草野愼一部長が受賞者をねぎらって表彰状を手渡す。
日刊建設工業新聞