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建通新聞社
2020/08/06

【大阪】はびきの医療C敷地にリハビリ拠点など提案

  大阪府立病院機構大阪はびきの医療センターは、センター敷地の有効活用に関するサウンディング型市場調査を実施し、結果を公表した。調査には7社が参加し、リハビリテーション拠点や在宅復帰支援施設、ターミナルケアなどの整備を提案した。同センターでは提案内容を基に公募条件などを検討し、10月ごろに民間事業者の公募手続きに入る方針だ。
 同センターは羽曳野市はびきの3ノ7ノ1に位置。敷地内では現在、2022年度の開業を目指して新病院の建設計画(実施設計・施工=竹中工務店大阪本店)が進められている。今回の対象部分は新病棟南側の面積約6230平方b。ここに病院機能と連携した民間施設を誘致し、新病院との同時オープンを目指す。
 事業敷地は賃貸とし、利用期間は最長で50年間。病院の次期建て替え用地として使用するため、50年後に更地に原状回復した上で返還することを求める。
 対象地の用途地域は第一種(一部第二種)中高層住居専用地域(容積率200%、建ぺい率60%)。主な用途は住宅、共同住宅、店舗、病院、学校、老人福祉施設など。
 提案内容によると、事業実施利用面積は2500平方b〜6230平方b。事業期間は20〜50年間。施設構造は鉄骨造、鉄骨PC造、鉄筋コンクリート造。階数は3〜5階。規模は延べ1000平方b〜1万0950平方b。新病院との同時オープンについても、「目指す」と「難しい」に分かれるなど、各項目の内容に提案者によってバラつきが見られた。

提供:建通新聞社