県営繕課は、県営住宅緑町第二団地住戸改善工事(鳥取市立川町)の設計図書を5日までに固めた。建築と電気、機械設備、工事監理業務に分けて旧盆明けに調達公告する。4件の発注総額は2億7800万円。
県東部地区で今年度の発注に注目を集める県住緑町団地は、第3期工事として築後40年が経過し老朽化した55―6棟を住戸改善する。
既存住宅16戸の改修と開放廊下を増築するもので、内外部改修する住戸棟の規模は鉄筋コンクリート造4階建て945・04平方b。既存ポンプ室の解体と倉庫の改修を含めた建築の概算工事費は2億円。県内の建築一般A級単体を対象に公告する。
電気設備は3200万円で東部・中部区域の電気工事A級、機械設備3500万円は東部・中部区域の管工事A級を公募。建築、電気、機械それぞれ「簡易評価型総合評価」を適用する。工期は21年8月31日まで。
また、工事監理業務は600万円で、建築設計Aランクを対象に発注する。履行期間は21年9月21日まで。
今後、同課は審査会を開いて工事内容を精査した上で旧盆明けの18日にも公告。9月中旬までに順次開札する。
日刊建設工業新聞