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建通新聞社(神奈川)
2020/08/06

【神奈川】UR 再生事業等着手団地に洋光台北2期

 UR都市機構は、洋光台北団地第2期として、既存の1棟100戸を建て替えることになった。「再生事業等着手団地」の2020年度第2次分として決定したもの。今後、居住者向け説明会の開催や、建て替え規模、スケジュールといった建設計画の検討を進めていく方針だ。
 洋光台北団地は、1970年度に管理を開始した64棟1800戸(建て替え前戸数)。2018年12月に策定した「UR賃貸住宅ストック活用・再生ビジョン」で、「ストック再生」を行う団地として位置付けられた。現在、建て替え第1期として10階建て1棟97戸(1−11号棟)の工事が進んでいる。
 今回、着手団地に決定した第2期は、敷地の南端に位置する1−1号棟が対象となる。既存住棟は70年度に管理を開始した1棟10階建て。戸数100戸の内訳は、▽1K12戸▽1DK39戸▽2DK5戸▽2LDK14戸▽3K30戸―となっている。住戸専用床面積は平均44平方b。
 建て替え規模や事業スケジュールなどは今後、固めていくことになる。居住者向けの説明会は月内に行われる見通し。
 同団地についてはこの他、東日本賃貸住宅本部が3―19号棟(従前戸数各97戸、敷地面積約0・6f)の土地利用に関する検討などを行う。土地利用方針や事業スキーム、導入施設のボリューム、供給処理施設などを検討するもので、市場調査、事業者ヒアリングを踏まえた公募条件・課題の整理なども行う考えだ。これらの調査・検討業務の委託先は9月に決まる予定。

提供:建通新聞社