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　小松市農業協同組合（小松市上小松町、西沢耕一代表理事組合長）は４日、同市向本折町地内「ＪＡ小松市　野菜総合集出荷場新築工事（建築）」を一般競争入札で公告した。申請書は５日から１９日まで受付。２７日に開札する。
　主な参加資格は、主たる営業所が県内、直近年度における「経営規模等評価結果通知書および総合評定値通知書」の建築一式工事の総合評点８９７点以上、建築一式工事の完成工事高（年間平均２〜３年）１８億円以上―など。
　現集出荷場（同市今江町１丁目地内）の老朽化を受け、最新設備を備えた施設を整備するもの。建設規模はＳ造２階建て延べ５２６０平方メートル。敷地面積は９８０２平方メートル。設計は全農石川一級建築士事務所（金沢市）が担当。２１年３月下旬の完成を予定している。
　現集出荷場と別の場所にあった選別機も新施設へ集約。野菜箱詰めロボットなどの先端機器を導入するとともに、大型冷蔵施設を活用することで出荷調整を可能にする。新施設の整備で特産品の小松とまと、にんじんなど収益性の高い農産物の生産を拡大し、作業の効率化を通して従業員の負担軽減につなげたい考えだ。