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建通新聞社(岡山)
2020/08/03

【岡山】倉敷市 総合福祉会館新築事業費を9月補正予算に要求

  倉敷市は、総合福祉会館新築事業費を9月補正予算に要求している。予算が確保できれば2021年2月議会承認案件として発注準備に入る。
 同事業は、老朽化した総合福祉会館と老人福祉センター有城荘、倉敷児童館を整理統合する。新会館の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約2000平方b。1階西側に有城荘、東側に児童館、2階に障害福祉サービスを行うふじ園が入る。有城荘は娯楽集会室(142平方b)や娯楽室3室などを設ける。児童館は遊戯室(155平方b)や集会室(61平方b)、食育活動室(48平方b)、乳児スペース(44平方b)など。その他、1階には事務所(103平方b)や多目的トイレなどを配置する。2階のふじ園は作業室(163平方b)や多目的室(86平方b)、食堂(33平方b)の他、機械室2室などを設置する。屋上緑化も施す予定で、駐車場は95台分を確保する計画。これまでに倉敷児童館を解体済みで、8月にも有城荘(鉄筋コンクリート造平屋748平方b)の解体工事を発注する見通し。
 新会館は、議決後正式契約を行い22年4月の仮オープンを目指して着工、完成後に既存会館(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2761平方b)を解体、23年3月から駐車場や外構工事を実施し、同年10月ごろに完全オープンする。
 所在地は有城710で敷地面積は3841平方b。基本・実施設計は、丸川・青木設計JVが担当。

「提供:建通新聞社」