トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

鹿児島建設新聞
2020/08/04

【鹿児島】地元に元気と希望を!/奄美市でサプライズ花火1300発/建設業青年部会奄美支部

 “奄美に元気と希望を届けたい!”コロナウイルス収束の願いを込めた花火が1日、奄美市の名瀬港で打ち上げられた。医療関係従事者への感謝の気持ちと次世代を担う子どもたちや経営に打撃を受けた事業者らに希望を与えようと県建設業青年部会奄美支部(前田浩寿支部長)が企画したもの。予算は県建設業協会奄美支部会員、奄美市建友会会員、建設関連企業から寄付を募った。
 「サプライズ花火 サンライズ花火」と銘打ち、午後7時50分から約30分間にわたり打ち上げられた花火は約1300発。3密を避けるため、開始2時間前にあまみエフエムを通し緊急告知された。ラジオ放送や音を聞いて駆け付けた市民らは、コロナ禍の今年では全国最大規模となる花火ショーを心ゆくまで楽しんだ。
 名瀬漁港特別ブースであったライブ中継には、前田支部長(前田建設)と西龍太郎副支部長(平良建設)が生出演。放送を通して奄美への思いを伝えるとともに、クラスターが発生した与論など地元へエールを送り続けた。放送後には「今まで見たどの花火大会より感動した。建設業の方々に感謝」「永遠に心に残るイベントで元気をもらった」など数多くのメッセージが寄せられた。
 約2か月間準備に奔走した前田支部長は「コロナの影響で閉塞感が漂う状況下でも希望を失わず前を向いて歩んでほしいという思いで企画した。協賛いただいた業界関係者には心から感謝したい」と話した。

鹿児島建設新聞space鹿児島建設新聞FACEBOOK