鳥取市水道局は「水の週間」の3日、優良建設工事の表彰式を開き2019年度に完成した建設工事91件の中から選ばれた6件を表彰した。
同局の優良工事表彰制度は14年度から設置され今年で7回目。表彰式には受賞した6件7社(1件はJV工事)が出席。武田行雄水道事業管理者は「皆さんの施工意欲・能力の向上に寄与できればと、この表彰が始まった。今後も地域と連携し鳥取市の安心安全なまちづくりに貢献していただきたい」とあいさつ。
受賞者はそれぞれ工事内容を振り返り謝辞を述べ、奥村建材の奥村登社長は3年連続4回目の受賞について触れた上で「難易度が高い断水切り替え工事だったが、綿密な計画を立て実行できたことで会社の技術力が向上し表彰していただけたと思う。今後も鳥取の安心安全な水道を守るべく邁進していく」と決意した。
受賞者と工事は次の通り。
※導送配水管布設工事部門(発注標準額1500万円以上)
▽奥村建材=震災対策整備事業の内松並町二丁目地内ほか応急給水管路整備工事
▽大伸設備工業=震災対策整備事業の内足山地内ほか配水管布設替工事
▽吉野設備工業=震災対策整備事業の内古海地内配水管布設替工事
※導送配水管布設工事部門(発注標準額1500万円未満)
▽アース=配水施設整備事業の内河原町山手地内配水管布設その2工事
※土木・建築工事部門
▽ジューケン・原田JV=浄水施設整備事業の内江山浄水場水質検査棟新築(建築主体)工事
※電気・機械工事部門
▽鳥電商事=配水施設整備事業の内賀露ポンプ場電気設備工事
日刊建設工業新聞