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建通新聞社(中部)
2020/07/31

【岐阜】新ごみ処理施設本体整備の基本設計着手 高山市

 高山市は、新ごみ処理施設の基本設計を八千代エンジニヤリング岐阜事務所(大垣市)に委託した。ごみ処理施設建設検討委員会の意見と擦り合わせながら進める。履行期間は2021年9月まで。この他、建設地の造成基本設計なども委託した。
 新施設の建設予定地は既存施設の東側隣接地(三福寺町)の約1fに正式決定している。
 今回委託した基本設計は、ごみ処理施設建設検討委員会を支援する形で策定される。委員会で検討される機能や施設規模などの他、有害物質の排出基準を国の基準以下の全国でもトップクラスの基準にするなどの内容と擦り合わせて21年9月までにまとめる。その後まとめる詳細設計に関しては、どういった形で委託するかなど今のところ未定だ。
 工事発注方式や具体的な時期なども未定だが、既存施設の維持修繕による延命化が25年度で待ったなしの状態になるため、これに合わせて工事を進め、26年度の供用開始を目指す。
 またこの他、ごみ処理施設敷地造成の基本設計をユニオン高山営業所(高山市)に、同地形測量をいちいコンサルタント(高山市)に、同地質調査をアーキジオ飛騨(高山市)にそれぞれ委託した。いずれも履行期間は21年3月17日まで。予算が確保できれば21年度に造成工事に着手する方針。

提供:建通新聞社