今治市は、本庁舎整備基本計画策定業務を丹下都市建築設計(東京都港区)に委託した。敷地内の配置、利用計画、各施設の耐震補強・改修計画、仮設・移転計画、概算事業費、整備スケジュールなどの基本計画を策定する。期間は2021年3月26日まで。
本庁舎は築60年を迎え、同敷地内にある市民会館や第1別館とともに耐震性能が不十分であることから、本館をはじめとする現状施設の耐震改修などを行い、将来を見据えた本庁舎として改修整備する方針に基づき、整備基本計画を策定する。
今回の業務では、これまでに行った本庁舎耐震化構想や本庁舎整備計画を参考に基本計画を策定する。現段階では本館や第1別館、付属棟の耐震補強と内外部改修、第2別館の内外部改修などを想定している。
本庁舎の敷地面積は1万2837平方bで、主な施設として本館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ3482平方b(1958年建設)、市民会館が同造3階建て延べ1607平方b(65年建設)、第1別館が同造10階建て延べ5134平方b(72年建設)、付属棟が同造3階建て延べ1149平方b(93年建設)、第2別館が鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上13階建て延べ7150平方b(94年建設)、駐輪場が鉄骨造2階建て延べ932平方b(94年建設)、機械室棟が同造4階建て延べ1766平方b(16年建設)。
提供:建通新聞社