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　北陸地方整備局金沢河川国道事務所が、国道１５９号金沢東部環状道路の金沢市月浦町〜神谷内町地先において１８年１月から掘削工事を進めてきた、月浦トンネル（２期線）が２８日、無事貫通した。
　月浦町から神谷内町へ向けて掘削してきた、同トンネルは延長１０２０メートル、幅員１１・５メートルで、大林組が施工を担当。工期は２１年１月１５日までとなっている。設計は東京コンサルタンツ。
　事務所では引き続き覆工コンクリートを促進するほか、照明、防災施設、ラジオ再放送、舗装工といったトンネル坑内工事へ移行することにしており、ここ数年内での開通が予想される。
　金沢東部環状道路９・４キロ（金沢市今町〜鈴見台間）では、４車線化工事が進行中で、１２年１２月に鈴見台〜東長江間２・４キロ、１７年１２月には神谷内〜東長江間１・８キロがそれぞれ供用し、１７年度からは月浦トンネルを中心とする神谷内〜金沢森本ＩＣ間１・８キロに移行していた。
　今後は森本トンネルを含めた金沢森本ＩＣ〜梅田町間２・１キロの事業化が焦点となる。金沢森本ＩＣ〜梅田町間における主な構造物には森本トンネル０・６キロ、堅田高架橋上部０・６キロがある。　同事務所では貫通時の動画を以下のアドレス配信している。ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｈｒｒ．ｍｌｉｔ．ｇｏ．ｊｐ／ｋａｎａｚａｗａ／ｄｏｕｒｏ／ｄｏｃ／ｔｕｋｉｕｒａ＿ｋｏｕｊｉ＿ｖｉｄｅｏ．ｈｔｍｌ