東大阪市は、DB方式による「市立長瀬斎場整備事業」の一般競争入札を再公告した。申請書を8月21日まで受け付け、10月14日までに技術資料などの提出を求める。10月28日に技術資料の審査と開札を行い落札候補者を特定、12月下旬の契約締結を目指す。
参加資格は、設計、建設、火葬炉の設計・設置を行う複数の企業で構成された異業種特定建設工事共同企業体とした上で、設計企業は元請け(単独)で延べ床面積600平方b以上の新築・増築工事の基本・実施設計業務の履行実績がある一級建築士事務所であることなどを要件とする。建設企業は総合評価点が880点以上であることなど。火葬炉企業は機械器具設置にかかる総合評価点を有し、火葬場整備などの事業で元請けとして1契約で火葬炉(人体炉)を4基以上納入・設置した実績などを求める。
事業期間は2023年9月30日まで。入札予定価格は6億6298万2000円(税抜き)。
解体された旧斎場跡地(敷地面積約6460平方b)の長瀬町2ノ6ノ3に新たな斎場を建設する計画。斎場棟(鉄筋コンクリート造480平方b程度)と管理棟(軽量鉄骨造190平方b程度)の2棟で構成する。
施設の内訳として、斎場棟には火葬炉(人体炉4基)をはじめ、告別収骨室、炉室、残灰収集保管室、監視室、除塵機械室、倉庫などを設ける。管理棟には玄関ホール、ロビー、待合室、事務室、更衣室、シャワー室、湯沸室、便所、霊安室などを配置する。
提供:建通新聞社