県土木交通部建築課教育施設係は、高島市安曇川町にある「安曇川高校」について、老朽化等による管理教室棟などの改修工事を計画しており、今年度内をメドに実施設計業務をまとめる。
工事発注については、早ければ来春の4〜5月頃を予定し、21年6月頃の工事着手へと進めていく。
予定工事費は、約2億5000万円を見込んでおり、工事期間は、夏休みをメインに、年内の完成を目指す。今のところ仮設校舎は無しで、空き教室を利用して取り掛かる。
計画によると、安曇川高校は、高島市安曇川町西万木1168に位置し、敷地面積4万4373・57平方bで、屋上防水や外装の老朽化や、便所等の改修工事に取り掛かり、改修工事を行うことにより、施設の長寿命化を図るとともに、教育の環境を整えることを目的として着手する。
対象となる建物規模と各工事内容は、▽管理教室・特別教室(RC造3階建、延2130平方b)=便所改修(25平方b×2ヵ所)、屋上防水・外壁改修、廊下内装改修、電気設備、機械設備の各工事。▽第2本館棟(RC造3階建、延3059平方b)=便所改修(30平方b×3ヵ所)、屋上防水・外壁改修、廊下内装改修、電気設備、機械設備の各工事。▽特別教室棟(RC造3階建、延1638平方b)=屋上防水・外壁改修、廊下内装改修、電気設備、機械設備の各工事となっている。
なお、実施設計は片淵建築事務所(甲賀市)が担当している。
提供:滋賀産業新聞