真庭市は、生ごみ等資源化施設整備事業者を公募型プロポーザルで募集している。募集対象は2者以上の共同企業体で、市内に本店があり、2020年度・21年度の入札参加資格者名簿の建築一式工事の総合評定点800点以上の業者が1業者以上含まれることや、代表構成員が固形状食品廃棄物のメタンガス化施設または汚泥再生処理センターの受注実績を1件以上有することなど。整備期間は24年3月31日まで。予定価格は32億2000万円で最低制限価格は設定しない。
参加申込書を8月28日まで、技術対話を9月22日から23日に、技術提案書を10月14日、見積書の提出を2021年1月上旬までに受け付ける。優先交渉権者を1月中旬に選定し、契約を締結する。
建設地は、赤野地内にある落合浄化センター隣接地の約6100平方b。新施設は生ごみ処理棟、メタン発酵棟、液肥貯水槽、排水処理棟、ガスホルダーなどで構成し、生ごみやし尿から液肥や肥料などを製造する。処理能力は生ごみ10d/日、し尿19`リットル/日、浄化槽汚泥76`リットル/日。液肥製造量は8000d/年。
同市は国連が推奨する環境にやさしい持続可能な開発目標(SDGs)を実践する都市として内閣府から選定されている。06年から「バイオマスタウン真庭」を掲げており、環境問題に積極的に取り組んできたのが評価された形だ。今回の生ごみなどの資源化施設についても、積極的に整備を推進する考えでいる。
「
提供:建通新聞社」