建設業労働災害防止協会福井県支部(山本治和支部長)は27日、新型コロナウイルス感染症防止のために、日夜奮闘する医療従事者へ、感謝と労いの気持ちとして「心をひとつに ふくい応援」基金に、寄付活動を展開した。山本支部長から、中村保博副知事に寄付目録を手渡した。県庁で。
建災防の松田哲郎副支部長と、土屋哲夫事務局長が同行。県側から、白嵜淳交流文化部長も、贈呈式に参加した。
山本支部長は今回の寄付について「今後、第2波の感染拡大が起こりうる可能性は否定できない。その時に、病院関係者など医療従事者の人たちに、安心して患者たちの治療に専念できるように。我々としても、医療崩壊を防ぐための支援ができるのではないか。命と健康を守る現場の需要に沿った形で、我々の想いを形に表せたら」と動機や想いを話した。
応じて、中村副知事が感謝の気持ちを示した。「多額の寄付を頂き、本当にありがとうございます。(建災防には)普段から県の屋台骨を担っていただき、心から感謝致します。コロナとは長い戦いになるかもしれません。有り難く、医療従事者のために使わせて頂きます」などと述べた。
同基金への寄付は、今回で535件目。総額は、5736万6994円(県合計1億2926万2994円)となった。