土岐市と瑞浪市は、土岐市立総合病院と瑞浪市の東濃厚生病院を統合するため、土岐市内で建設適地の調査などを開始した。
オオバ岐阜営業所(岐阜市)に委託し、2021年3月26日までにまとめる。統合病院の設置は土岐市と瑞浪市が共同で進める事業。今回の発注業務は土岐市が担当し、委託費を両市で負担している。
3月に閉会した東濃中部の医療提供体制検討会で建設候補地として示された5カ所(場所は未公表)のうち最適とされた敷地面積約3万平方bの用地を中心に適地選定に向けた調査を進める。調査の結果、最有力適地を決め同業務内で造成基本計画をまとめる。
統合病院の設置は同検討会において公設民営で両市の中間地点に建設することで意見がまとまった。瑞浪市には建設適地が無く、土岐市内で両市の中間地点に近い5カ所を提示した経緯がある。
現在両市は事業主体となる一部事務組合の設立に向け費用の負担割合や規約、組織体系などの協議を進めており、20年度中の設立を目指している。設立後は建設に関わる業務を組合が担当することとなる。
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建通新聞社