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建通新聞社
2020/07/22

【大阪】大阪広域環境施設組合 7工場の整備計画

  大阪市・八尾市・松原市・守口市で構成する大阪広域環境施設組合は、所管する7カ所のごみ焼却場の改築計画・基幹改良計画を明らかにした。現在、住之江工場のプラント更新工事を進めており、今後鶴見工場など3カ所の改築工事、八尾工場など3カ所での基幹改良工事を進めていく。いずれも設計や建設工事、運営などの発注・事業手法については未定としている。
 改築工事を予定するのは、▽鶴見工場▽西淀工場▽平野工場―の3カ所。
 鶴見工場(大阪市鶴見区焼野2ノ11ノ5)は、2023〜28年度の6年間で既存施設の解体と建設を実施する予定。既存規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上7階建て延べ2万2000平方b。現行のごみ処理能力は日量約600d(日量300d×2炉、デ・ロール式可変速揺動階段式火格子)。
 西淀工場(西淀川区大和田2ノ5ノ68)は、29〜34年度の6年間で既存施設の解体と建設を実施する予定。既存規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上7階建て延べ2万4000平方b。現行のごみ処理能力は日量約600d(日量300d×2炉、階段式火格子)。
 平野工場(平野区瓜破南1ノ3ノ14)は、37〜42年度の6年間で既存施設の解体と建設を実施する予定。既存規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下2階地上6階建て延べ4万4000平方b。現行のごみ処理能力は日量約900d(日量450d×2炉、階段式火格子)。
 一方、基幹改良工事を予定するのは、▽八尾工場▽舞洲工場▽東淀工場―の3カ所。
 八尾工場(八尾市上尾町7ノ1)は、29〜30年度に改良工事を実施する予定。既存規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上7階建て延べ2万5000平方b。現行のごみ処理能力は日量約600d(日量300d×2炉、逆送式火格子)。
 舞洲工場(大阪市此花区北港白津1ノ2ノ48)は、35〜36年度に改良工事を実施する予定。既存規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下2階地上7階建て延べ5万7000平方b。現行のごみ処理能力は日量約900d(日量450d×2炉、階段式火格子)。
 東淀工場(東淀川区南江口3ノ16ノ6)は、43〜44年度に改良工事を実施する予定。既存規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下2階地上7階建て延べ3万平方b。現行のごみ処理能力は日量約400d(日量200d×2炉、階段式火格子)。

提供:建通新聞社