浜松市は、斎場再編の一環として浜松斎場(中区中沢町47ノ1)の建て替えを計画している。雄踏斎場(西区雄踏町宇布見6108ノ1)と合わせた民間活力の導入を検討するため、導入に向けた市場調査業務に着手した。ランドブレイン(東京都千代田区)が担当し、2020年度末納期で進めている。
浜松斎場は、斎場棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1950平方b)と火葬棟(鉄筋コンクリート造平屋約700平方b)で構成。計画では、既存の浜松斎場敷地内に新たな斎場を建設する。敷地面積は約7000平方b。
19年度にフジヤマ(浜松市中区)が担当し、建設候補地の地質調査を実施した。調査に基づいて建設場所を決めた後、市場調査業務の結果を踏まえ、整備手法を決める予定でいる。今後のスケジュールは、地域住民と協議を進めている雄踏斎場再編事業の進捗も考慮して具体的な建て替えスケジュールを決める方針。建て替え工事中も火葬が継続できるような方法を検討する。
市は、15年12月に斎場の再編・整備方針を見直し、廃止を検討していた浜松斎場の存続と縮小再整備を決めた。
提供:建通新聞社
(2020/7/22)
建通新聞社 静岡支社