彦根市は、JR彦根駅地区における都市再生整備計画にのっとり、2019年度(令和元年度)から初弾工事に着工した街区公園「京町公園」整備について、今年度は早ければ秋頃にも2期目となる工事を発注し着工したい考えだ。また21年度(令和3年度)も同程度の予算と工事発注を予定し、全3期・計約1億円の事業費で完了したい計画。
京町公園は、住宅地内の元・都市計画道路整備予定地に、地域の交流の場として主に徒歩圏内の近隣住民を対象に、広場、遊具、園路、植栽等を備えた全体約3200平方b規模の近隣公園として計画。密集市街地のオープンスペースとして、災害時における地域の一時避難地、延焼遮断帯、救援活動・物資集積の拠点となるよう防災機能も盛り込む。
19年度(令和元年度)は予算額約1500万円で1期として造成工事を実施済み。20年度(令和2年度)は当初予算措置済みの3700万円で、主な植栽工事と一部舗装工事を、秋頃をメドに一括1本の入札で発注したいとしている。21年度(令和3年度)の最終の第3期も今年度程度の予算を措置し、遊具設置や残りの舗装工事をこちらも秋頃一括発注し着工、同年度末に3ヵ年の全体完了としたい考え。
なお実施設計は過年度、オオバ(滋賀営業所・近江八幡市)が担当した。
提供:滋賀産業新聞