愛媛県警察本部は、松山東警察署建て替えの新庁舎本体工を12月県議会での工事請負契約議案承認に向けて、8月にも一般競争入札を公告する。年明けに新庁舎棟建設に着工し、完成後に既存庁舎棟を解体。跡地に新車庫棟を建設する。
建て替え事業では2018〜19年度で設計など、20〜22年度で新庁舎を建設し、23年5月から新庁舎で業務を開始する。23年度に既存庁舎の解体と新車庫棟建設を行い、24年10月に完成させる。建て替え施設は庁舎、車庫、署長など宿舎、本部長宿舎。敷地奥の車庫・道場棟はそのまま活用する。
規模は庁舎棟が鉄骨鉄筋コンクリート造10階建て延べ8695平方b、車庫棟が鉄骨造4階建て延べ1750平方bの車庫部分と単車置き場、スロープなどで延べ床面積は2945平方b。この他、署長など宿舎が木造2階建て延べ179平方bと本部長宿舎が木造平屋91平方b。完成後、解体する既設庁舎規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ4564平方b。設計は綜企画設計松山支店(松山市)が担当した。場所は松山市勝山町。
敷地西側の県道松山北条線に面する現駐車場、車庫・倉庫棟がある場所に新庁舎棟。現庁舎棟の場所に新車庫棟を建設する他、敷地東側に新署長など宿舎と新本部長宿舎を建設する。
提供:建通新聞社